安全に関する懇話会・セミナー
2009年10月2日〜3日
富士石油株式会社 袖ケ浦製油所
袖ケ浦製油所は1968年コンビナート製油所として操業を開始、現在は首都圏に石油製品を供給する大型製油所としての役割を担うとともに、日本のエネルギー産業の一翼を担う。操業以来、「安全の確保・環境の保全」を最重要事項として掲げ、従業員の安全に対する感性を養い育てる取り組み、および環境配慮へさまざまな施策を講じ、「災害ゼロ」を目指した活動を継続している。製造部門、設備管理部門、安全環境管理部門が連携・推進するTPM活動を中心とした取り組みが、同製油所の安全活動の1つの特徴である。
広大な製油所内をバス移動し、原油タンク地区、プラント地区、統合計器室、大容量泡放射システムなどの各施設を見学した。その後、安全環境部から「製油所の安全対策」(御法川部長)「事故を風化させない取り組み」(星野次長)と題して取り組みの実際が紹介されたが、「社内事故に学び、負の歴史を正の安全文化へ展開する」「安全文化は人への施策であり、安全を担当するわれわれの永遠の使命である」といったメッセージは参加者の記憶に深く刻まれたのではないだろうか。
バス移動中も雨は降り続きタンカーも煙る |
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統合計器室の前で説明を受けた。 |
大容量泡放射システム。ホースも放射口もとにかく大きい。 |
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参加者全員で記念撮影。 |
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帰路、棚田を見学、緑が目にしみる。 |